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安田先生と学ぶ「寺子屋」2019年12月22日「歳暮の会」

やってまいりました!「歳暮の会」。

夜の懇親会に向けて、台所は朝から大忙しです!

安田登先生は舞台が入り、終わってから飛行機で駆けつけてくださいました。

はじめに大島淑夫さん(精神科医・右)、藤原佳奈さん(女優・mizhen・左)、大谷義文(阿弥陀寺)のお話。

※ mizhenとは藤原佳奈さん、佐藤幸子さん、佐藤蕗子さんによる演劇創作ユニット。全国各地でご活躍中です。


大谷義文は浄土真宗の依経である三部経のひとつ、『観無量寿経』について話しました。 大島淑夫さんはその中にある「王舎城の悲劇」という物語の概説。 藤原佳奈さんは普遍的な母と子の関係について、話しました。

救われる、とはどういうことなのか。欲望に歯止めがきかない現代の問題。そしてお経に描かれる物語。そのふたつが交わる演劇で、皆さまと考えていきます。

佐藤幸子さん(女優・mizhen・左)演じる母と、佐藤蕗子さん(女優・mizhen・中)演じる娘の確執のシーン。

良かれと思って娘の世話を焼く母。ありがた迷惑な娘。困惑する娘婿。

ホームドラマで見るような、身近なお話から始まります。

そこへ突然、流しのカウンセラー(大島淑夫さん )が現れます! こんな人いるのか!?

関西弁で悩みを語る母がリアルです!こんな人、いるいる!

悩みに答えてくれるかと思いきや、一緒にテレビを見ましょうと提案するカウンセラー。

そしてテレビドラマ「王舎城の悲劇」が始まりました。

頻婆娑羅王(びんばしゃらおう)(大金智さん・左)、と韋提希夫人(いだいけぶにん)(名和紀子さん・右)。

子どもが早く欲しい二人は占い師のもとを訪ねる。すると3年後に岩山の修行者が死に、生まれ変わって王子が生まれるという。

3年という時を待てない二人はその修行者を殺してしまう。

こうして子どもを授かることはできた。しかし占い師は、その子どもがいずれ頻婆娑羅王を殺すだろうと予言する。

それを知った韋提希夫人は悩み、高いところに作った産屋から我が子を産み落とし、殺そうとする。

しかし、指に傷がついただけで子は無事であった。


頻婆娑羅王と韋提希夫人は、この出来事を隠し、子を阿闍世(あじゃせ)と名づけ育てることにした。

蝶よ花よと可愛がられ、聡明に育った阿闍世王子であったが…。

ここから因縁の物語が始まる。

阿闍世王子(金沢霞さん・中)と提婆達多(だいばだった)(山下昇平さん・右)。

提婆達多は人望の厚いお釈迦さまを妬み、殺すことを企て、失敗してしまう。

次に阿闍世王子を利用しようと考え、その出生の秘密をばらしてしまう。

怒った阿闍世王子は頻婆娑羅王を幽閉してしまう。

しかし一カ月経っても頻婆娑羅王は死なない。韋提希夫人が小麦粉とバターと蜂蜜を体に塗り、また胸飾りの中にぶどう酒を入れて王のもとにひそかに通っていたからだ。

それを知った阿闍世王子は怒り、韋提希夫人を切り殺そうとするが、月光と耆婆という大臣に止められる。そして韋提希夫人も幽閉される。

韋提希夫人は「私は何の罪があって、こんな子どもを産んでしまったのでしょうか」とお釈迦さまに訴える。

するとお釈迦さまが現れ、韋提希夫人の嘆きをただ黙って聞かれたのち、さまざまな浄土を見せる。韋提希夫人は、念仏するものを救うという阿弥陀仏のいる浄土を選ばれる。そして韋提希夫人と頻婆娑羅王は救われる。

ここで「王舎城の悲劇」が終わる。

ここからはお釈迦さまがお覚りを開かれる場面。

お釈迦さま(左)とその継母・摩訶波闍提(右)。

生れてすぐに実母を亡くしたお釈迦さまは摩訶波闍提に育てられた。

「好き好き大好き」と言いながら、執拗に追い回す摩訶波闍提 。

その過剰な愛情にうんざりしたお釈迦さまは、お城から外へでる。

そして人は必ず、生まれ、老い、病み、死ぬことを知ったお釈迦さまは出家を決意する。

修行でヘロヘロのお釈迦さま。

そこへ村娘、スジャータ(加藤絵里子さん・左) が乳粥をもって現れる。

流れるBGMは、スジャータ♪スジャータ♪

そう、あのCM(1980年頃)でおなじみのスジャータとはこの女性だったのです。

飲み干したお釈迦さまは、周りとの関係のなかでしか私は生きていけない、という覚りを開かれました。

ラストはインド風の音楽で全員ダンス!

覚りを開けそうな勢いです!

ご観劇、ありがとうございました!

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今回、すべての音楽を担当していただいたヲノサトルさん(音楽家)。

場面にあった素敵なBGMで盛り上げていただきました。

そして舞台装置・人形は山下昇平さん(芸術家)。

かわいい、だけじゃないユニークな動物たちでした。

つづいてクリスマスソングと冬の唱歌。劇に引き続き、カホンは森山雅之さん(左)。

妖しい光を放つジャケット(トレードマーク付)で東雅夫さん(アンソロジスト)のご登場。

夏はおばけの講師。冬は歌の講師。

講師の美声とともに『ジングルベル』『きよしこの夜』『星の界』などを皆さまと歌います。

つづいてmizhenのお二人。

皆さまからいただいた二つの言葉から、即興で作詞作曲して歌ってしまうパフォーマンス。

まず藤原佳奈さんがホワイトボードにダーッと作詞されます。言葉が次々に出るのも、それが歌に乗りやすく計算されているのもすごいです。

そしてすぐに佐藤蕗子さんが歌います。イメージに合わせ、メロディやテンポが自在に変わります。アイディアの引き出しの多さに驚きます。

そして即興に即興で合わせるオノさんもすごい!

最後のごあいさつ。

数々の技を拝見させていただきました。

東京よりはるばるお越しいただき、ありがとうございました!

懇親会。乾杯の音頭は、廣田さん。

「履歴書を書くとしたら、阿弥陀寺寺子屋に在学中と書きたい」とごあいさつ。

さすが!寺子屋皆勤賞!

待ってました! 安田登先生、ついにご到着!

ジャケットを脱ぎ、さっそくベースを弾いてくださいます。

今年最後の寺子屋も音楽とともに締めくくりました。

ご協力してくださった方々に感謝!

また来年もよろしくお願いします!(栃原)

阿弥陀寺の行事

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