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2025年11月3日寺子屋「語りの秋」


寺子屋「語りの秋」

40名近いご参加です。

三門綾(みかどりょう)師。

浪曲を始められて5年だそうです。

初めて阿弥陀寺にお越しいただきました。

「みなさんがいま何を考えているか当てましょう!」

「いったいお前は誰なんだ、でしょう!」

で皆さま爆笑。そして自己紹介されました。

浪曲はしじみを売る少年のお話。

悲しい境遇の素朴な少年と周りの大人たちの会話が、笑いもありながら語られます。

子ども、大人、女性と声色を変えられ、引き込まれます。

曲師は広沢美舟師。

三味線の音とかけ声で語りに深みが出るようです。

凛としたすがたが美しい。

お話は「お時間がきてしまいました」で残念ながら途中でおしまい。

後をひく終わりかたに「続きが気になる!」」の声。

また阿弥陀寺で披露してもらいたいです。

玉川奈々福師

まずは浪曲ワークショップ。

独特の節を皆さまと挑戦です。

音の上げ下げが日常にないもので、なかなか難しく、でも楽しい。

場のかみしもや、会話のシーンでの顔の向け方などを教わりました。

また「たっぷり!」「にほんいち!」などの掛け声の練習もしました。

浪曲は 仙助という使いの粗相から、多くの勘違いが生まれ、最後はすべてがうまくまとまる、というお話。

笑いあり、涙あり、人情あり。

みなさまじっと聴き入ります。

本堂に響き渡る、奈々福師の唸り。

さきほど教わったばかりなので、節回しも自分のこととして聴ける気がします。

「にっぽんいち!」の掛け声で盛り上がりも最高潮に。

皆が幸せになる素敵なお話でした。

ポヤポヤのお二人。

ようやく涼しくなってきた季節に、しんみりとした歌と曲が似合います。

最近、ウクレレを習い始めた筆者(とちはら)。

お二人の指使いの巧みさがすこしわかる気がしました。

森さんのハーモニカ。

哀愁系もポップ系もなんでもできてすごい。

最後は廣田さんのあいさつで乾杯!

秋晴れの日に豊かな時間が持てました(とちはら)

阿弥陀寺の行事

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