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安田先生と学ぶ「寺子屋」2024年6月16日「漢詩を読もう」

寺子屋です。

東京から安田登師(能楽師)、金沢霞さん(琵琶奏者)にお越しいただきました。

20名のご参加がありました。

今回のテーマは「漢詩を読もう」。

中学、高校で習った漢詩。しかしその後はなかなか触れる機会がない。

安田先生から、その歴史や成り立ちを学んでいきます。

『絶句(江碧にして鳥愈々白く)』。

先生が学生時代に好きだったという漢詩。

一文字ずつ、丁寧な解説で、思いもよらない奥深さがあらわれる。

実際に皆さまと漢詩を作ってみます。

「二四不同・二六対」というルールに気をつけながら、配られた表の中から単語を組み合わせる。

できた詩が、

「花気蝶飛春可憐」

「和気春光百花時」

などなど。簡単にそれっぽい(?)漢詩ができるから面白い。

また浄土真宗で親しみ深い『正信偈』も同じ作りであることを学びました。

コーヒータイム。

かすみん、こと金沢霞さん。

琵琶を始められてまだ1、2年。

師匠から「うまくしようとするな、喉から血が出るくらい声を出せ、一人前になるまで30年はかかる」

と言われたそうです。

「なので皆さま、30年お付き合いください」の一言に大きな笑いと拍手。


演じられるのは『平家物語』木曽義仲 と巴御前の物語。

主従関係にある二人の別れの場面。

逃げることを勧める木曽義仲と、最後のご奉公を願い出る巴御前。

孤軍奮闘、巴御前の勇ましい姿が目に浮かびます。

解説もあり、『平家物語』の世界を堪能しました。

ポヤポヤ。

友人や家族、そしてお酒の歌などなど。

もちろん笑いもあり、ホッとできる時間です。

『バラが咲いた』を皆さまと合唱。

おなじみ森さん。

陽気なハーモニカの音色はいいですね。

廣田さんのごあいさつ。

はるばる熊本まで来てくださる先生方への感謝を述べられました。

乾杯!

ご参加ありがとうございました!

阿弥陀寺の行事

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