5月23日。法話会。
安田登師にお越しいただき、寺子屋の開催を予定しておりましたが、残念ながら今回も中止に。
またもや僧侶3人で法話をさせていただきました。
川村智明。
差別的な観点により「肌色」という言葉が使われなくなった話題から、問題意識のなかった自身のすがたを「無明」であるとした。また学生時代の友人のカミングアウトから、つい感情が揺れ動いてしまう、こころの難しさを語った。
栃原真人。
人や物事を間違った目で見てしまう「邪見」。お参りでの出来事で、自分の正しさを疑わない我が身に気づかされた。また昨年11月に起きた女性ホームレスの事件や人流という言葉、外見だけで人を判断している現代の風潮を語った。
大谷義文。
「寶(たから)」について。阿弥陀寺に贈られた品々には思いが託されている。すべてが安く簡単に手に入る時代だが、こころは豊かと言えるだろうか。人生を支えてくれる大事な「たから」について語った。
ご参加、ありがとうございました。(栃原)