年末恒例、「歳暮(聖母)の会」。3年ぶりの開催です。
クリスマスイブに皆さまと合唱します。
ご講師は安田登師(能楽師)、香西克章師(指揮者・トランペット奏者)。
歌の前に安田先生から、音の響きと物語の関係についてご説明がありました。
ベートーベン『第九(歓喜の歌)』は、喜びか悲しみかわからない和音で始まる。それが歓喜が爆発するようなラストへと向かっていき、人を感動させるのだと教えていただきました。
国内外で指揮者として活躍される香西師。
海外で経験されたエピソードを話されます。
そして今日はドイツ語をカタカナにして『第九』を歌います。
ドイツ語にはいわゆる「巻き舌」のような発音があります。
先生の指導の下、練習を繰り返します。「ブリューダー」「フリューゲル」。
難しいのですが、うまくいくと面白い。
「フロイデ!」で腕を突き上げます。
気分はもう、喜びに沸くドイツ人です。
『第九』を歌いきり、身体が熱くなりました。
安田先生のピアノでクリスマスソング。
『きよしこの夜』『赤鼻のトナカイ』『ジングルベル』。
イブの日にぴったりの歌です。子供のころの楽しい雰囲気が思い出されます。
スタッフも合掌、ではなく合唱。
本日は新潟の梵行寺、木村君(写真中央)がお手伝いに来てくれました。
法衣を着てクリスマスソングも歌ってくれました。
ポヤポヤのお二人。
阿弥陀寺では久しぶりのコンサートです。
変わらない、孝ちゃんの優しい歌声と、大塚さんの繊細なギター。
そしてさらに磨きがかかったトーク。
円熟した夫婦漫才のようです。
しみじみとした曲、元気が出る曲、愉快な曲。
こころが揺さぶられる演奏、ありがとうございました(栃原)