
法話の会。
いつもと順番を入れ替えて、栃原真人の話から。
世の中には、領土問題から家庭内まで争いが絶えない。
念仏とは量ることのできないいのちへ頭がさがっていくこと。
「世の中安穏なれ、仏法ひろまれ」という親鸞聖人のお言葉から、ひとつのいのちを生きてる私たちが、念仏の教えの道を歩む意義について話した。

川村智明。
自利利他について。
人吉の災害ボランティアに参加した経験から、人を助けることは自分も助けられていくことであると気づく。
あらゆるいのちが助け合っていることに気づかされるのが、浄土真宗の教えではないかと話した。

大谷義文。
これから寺院が減っていく中で、どうやって仏の教えをつないでいけるか。
インドが仏教国からヒンズー教の国へと変わっていったこと、そして鎌倉新仏教が生まれた経緯から、その道筋を模索していることを話した。
また、『教行信証』を皆さまと読みながら、困っている民衆に届いた念仏の教えを、今の時代にどう伝えるか、考えていくことが大事ではないかと話した。


懇親会。
新しくなった台所です。お披露目もかねて乾杯!
ご参加ありがとうございました。(栃原)